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「超音波治療」を受ける場合の手順とは?

繰り返しになりますが、まずはカウンセリングを受けていただきます。「ワキガ・多汗症」の治療では、カウンセリングは手術と同じくらい大切なことと考えているからです。次に、自分自身で手術を受けるかどうかを決断していただきます。もちろん、その場で決める必要はありません。家に帰って、じっくり考えていただいて構いません。家族や恋人、親友に相談するのもいいでしょう。そうして手術を決断されたら、後日、手術の日を予約していただきます。手順はそれだけですが、あくまでも患者さんご本人が納得のうえで、治療を行います。基本的に「超音波治療」では、カウンセリングと手術の日、合計二回クリニックに来て頂くだけで治療は終了します。

ただし、お仕事の都合やお住まいの関係で、「一日で済ませたい」という方には、カウンセリングから施術までを、一日で終えるスケジュールを組むことも可能です。その場合、カウンセリングで「やっぱり手術を見合わせたい」という場合でも、キャンセル料などは一切発生しません。そして、手術の後はすぐに日常生活に戻れます。『超音波治療』は、手術によるダメージが極めて少なく、術後の回復が早いため、入院の必要はありません。術後すぐは、お酒や刺激の強い食べ物を控え、激しい運動を避けるといった予防接種程度の簡単な注意事項はありますが、それさえ守っていただければ通院の必要もありません。

もちろん、手術の翌日から仕事をすることもできます。ですから、手術に伴う日常生活への支障はほとんどなく、手術を受けたことを戦場や学校の仲間に知られることもありまワキ汗・ウキ臭の治療法とは? 以上のように、入院も通院も必要もなく、一度か二度の来院で済むのが超音波治療です。従来の手術では、数日の入院と通院が余儀なくされますから、この治療法がいかに手軽であるかがおわかりいただけると思います。ただし、非常に稀なケースですが、中には超音波治療が適さない患者さんがいらっしやいます。人間の体、殊にワキの皮下組織は個人差が大きく、汗腺類の硬度や分布範囲などから、超音波治療が適さないケースもあるからです。

ワキ汗・ワキ臭の治療法とは?

過去の日本の医療現場では、医師と患者さんの間に見えない壁がありました。病状や治療法となると、どうしても専門的な内容になり、医師側では「素人に話しても理解できないだろう」、患者さん側では「どうせ聞いても分からないから、先生に任せよう」「あれこれ問いただすのは失礼なのでは」といった具合です。結局、「治療は医者任せ」になるのが大多数でした。ところが最近では、「治療法は患者が選ぶ」ことが注目されるようになり、「インフォームド・コンセント」を重視する医師が増えてきました。まだまだ十分とは言えませんが、この傾向は今後も更に加速していくことでしょう。

この「インフォームド・コンセント」という姿勢は最重要視しています。ワキガ・多汗症の原因と治療法について、より解りやすく説明するのはもちろんですが、より大切なのは、患者さんが自信を取り戻すための自己決定のお手伝いをすることだと思っています。患者さんがこころから納得し、しっかりとした信頼関係を築くために、不安や疑問がなくなるまで質問にお答えし、その上で、初めて治療に取り掛かるかどうかを決める必要があります。

患者さん一人につき、一人の医師が、カウンセリングから手術、術後のアフターケアまでを担当するのが基本です。稀に例外もありますが、そのような場合でも、医師同士で治療内容について、綿密な説明や意見交流がなされています。執刀医についての希望があれば、最優先致します。執刀医がカウンセリングも担当することによって、患者さんの状態をより正確に把握することができ、それに応じた具体的なアドバイスや施術を行うことができます。患者さんにとって、大きな安心感につながることでしょう。

ワキガよりも人に言えない「スソワキガ」の悩み

ワキガの原因になるアポクリン汗腺はワキの下だけではなく、おへそのまわり、乳首、そして陰部にもあることをご説明しました。陰部のワキガ臭は特に、「スソワキガ」と呼ばれています。アポクリン汗腺の働きは部位によって違うものではないので、ウキガ体質の方は「スソワキガ」である確率も高いと言えます。

スソワキガは場所が場所だけに、ワキガよりもさらにデリケートな問題となります。一緒にお風呂に入ったり、男女の関係にあるようなごく親しい人にしか分かりませんから、気づいた相手も、それを指摘することは、ワキガ以上に難しかったりするでしょう。場合によっては理由も分からず、恋人を失うといった事態にもなりかねません。

症状に気づいたとしても、デリケートな場所だけにクリニックを訪れるのは勇気がいるでしょうし、診療科を迷われる方もあるかもしれません。何より「本当に治療ができるのか」が気になるのも当然でしょう。ご安心ください。「超音波治療」でワキガ治療を数多く手がけているクリニックなら、安全かつ確実に治療することが可能です。

不安ばかり抱いていると、神経症にもなりかねません

「自己臭症」とは、「体臭恐怖症」とも呼ばれる「対人恐怖症」の一種で、「神経症」に分類される、れっきとした病気です。自分のある特徴が「他人を不快にしているのではないか?」と不安になり、人に接するのが怖くなるのが「対人恐怖症」です。この不安が自分の体臭に向き、「臭うかもしれない」から「臭うに違いない」「嫌われている」と断定してしまうのが「自己臭症」です。

実際は気にするほどではないのに、自分はひどく臭いと思い込んで、人と会うことさえ避けるようになります。やがて、家族や友人が何を言おうと耳を貸さず、自分を追い詰めて症状を悪化させてしまいます。また逆に、体のこオイを徹底的に消し去ろうと躍起になるケースもあります。人間が生きている限り、無臭ということはあり得ません。しかし、「自己臭症」になってしまうと、わずかな汗ばんだ髪や軽い食事をとった後の口の匂いまでが許せなくなってしまうのです。

ワキガや多汗症の治療は、強すぎるニオイや汗を通常レベルに引き下げるためのもので、どんなに高度な治療を行っても、「体のニオイを完全に消し去ること」は、不可能なのです。ですが、そんな状況に陥っている方にこそ、一刻も早くクリニックに行ってカウンセリングを受けて頂きたいのです。「臭うかもしれない症候群」も「自己臭症」も、症状がエスカレートした場合、日常生活に影響をきたす事態になりかねません。そうなる前に、早めに専門医にご相談いただきたいと思います。

「臭うかもしれない症候群」の危うい連鎖

あなたのお宅に、消臭剤は何種類ありますか? 玄関用、トイレ用、ペット用といった場所別のラインナップから、焼き肉の後にシュッシュッ。雨の日の部屋干しの洗濯物にシュッシュッ。お父さんが一服した後にシュッシュッ。科学薬品に抵抗のある人でも、炭やハーブ・お香などを用いた演出は、女性には特に人気です。生活のあらゆる場面で、片っ端から身体や生活のニオイを消して歩くのが、お酒落なライフスタイルであるかのような風潮を感じます。

ひと昔前までは、臭いニオイを消す”マスキング”方法での消臭が主流でしたが、最近では無臭のままで消臭効果が得られるものに人気が集っています。こうした無香料・無臭が好まれる傾向は、化粧品やヘアスタイリング剤、防虫剤にまで至ります。それほど、現在の日本人はニオイや香りに敏感になっています。日本には、香りを楽しむ文化は古くからありましたが、最近は、楽しむよりも「排除する」傾向の方が強いのかもしれません。

考えてみてください。体臭は誰にでもあるものです。しかし、そのニオイが通常レベルであるにも関わらず、「自分は臭っているかもしれない」と過敏に反応してしまう人が増えています。『臭うかもしれない症候群』といわれる人たちです。本来、人間の喚覚は麻痺しやすく、ほとんど自分のニオイに気づかないもの。しかし『臭うかも症候群』に陥ってしまうと、ほとんど感じないはずの自分の体臭までもが必要以上に気になってしまうのです。「誰も何も言わないけれど、実は迷惑がられているのかも」という不安にかられ、制汗剤や消臭剤などを多用し、それがかえって嗅覚を麻痺させる場合もあります。こうなると明らかに「自己臭症」の前投階です。

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