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ワキ汗・ワキ臭の治療法とは?

過去の日本の医療現場では、医師と患者さんの間に見えない壁がありました。病状や治療法となると、どうしても専門的な内容になり、医師側では「素人に話しても理解できないだろう」、患者さん側では「どうせ聞いても分からないから、先生に任せよう」「あれこれ問いただすのは失礼なのでは」といった具合です。結局、「治療は医者任せ」になるのが大多数でした。ところが最近では、「治療法は患者が選ぶ」ことが注目されるようになり、「インフォームド・コンセント」を重視する医師が増えてきました。まだまだ十分とは言えませんが、この傾向は今後も更に加速していくことでしょう。

この「インフォームド・コンセント」という姿勢は最重要視しています。ワキガ・多汗症の原因と治療法について、より解りやすく説明するのはもちろんですが、より大切なのは、患者さんが自信を取り戻すための自己決定のお手伝いをすることだと思っています。患者さんがこころから納得し、しっかりとした信頼関係を築くために、不安や疑問がなくなるまで質問にお答えし、その上で、初めて治療に取り掛かるかどうかを決める必要があります。

患者さん一人につき、一人の医師が、カウンセリングから手術、術後のアフターケアまでを担当するのが基本です。稀に例外もありますが、そのような場合でも、医師同士で治療内容について、綿密な説明や意見交流がなされています。執刀医についての希望があれば、最優先致します。執刀医がカウンセリングも担当することによって、患者さんの状態をより正確に把握することができ、それに応じた具体的なアドバイスや施術を行うことができます。患者さんにとって、大きな安心感につながることでしょう。